日経平均の値動きを決める2大要因

【著者】 児山 将

2つの指標を見れば日経平均株価の未来予測が可能

誰もが知る日本の株式の指標に日経平均株価というものがあります。これは、東証一部に上場している企業の約1700社から業種別に比較的安定した企業である225社を日本経済新聞社が選定し指標としているものです。

誰もが見たことのある指標ですが、株式投資の初心者には何が原因で上下するのかなかなか難しいところですよね。では、実は簡単に日経平均株価の値動きを予測できる2つの指標があります。それは、「NYダウ」「ドル円」の値動きに左右されるということです。
ひとつ1つみていきましょう!

NYダウと日経平均

NYダウは言わずと知れた米国の株式指標の1つで、NY証券取引所に上場している銘柄のうち30銘柄の値段を組み合わせて指標化したものです。

世界一の経済大国である米国の経済は、当然世界に大きな影響を及ぼします。そのことから、米国の株式市場が上昇すると、世界中の株価が上昇し易く、逆に米国の株式市場が崩れてしまうと、世界中の株価にも悪影響を与えてしまう可能性が高いというものです。

では、実際に値動きをみてみましょう。
下は2015年1月5日の週の日経平均株価とNYダウです。

■NYダウ
NYダウ
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=^DJI&ct=w

■日経平均株価
日経平均株価
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=998407.O&ct=w

似たような値動きになっていることが分かります。基本的に、米国の株式市場が主導していますので、月曜日の米国の株式市場が上昇すると、火曜日の日経平均株価が上昇する可能性が高いと考えてもらえば大丈夫です。

日経平均株価と為替

日経平均株価の値動きに大きな影響を与える指標として、もう1つは為替の値動きが挙げられます。

日本は輸出企業の割合が半数以上有り、例えばトヨタ自動車であれば、ドル円が1円上昇すると、営業利益は約400億円も上昇するといわれています。その為、日経平均とドル円は連動しやすく、ドル円が1円上昇すれば日経平均は約1%上昇するといった具合になっています。

下は2014年10月~2015年1月までの3ヶ月の日経平均株価とドル円です。

■ドル円
USDJPY
http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/chart/?code=USDJPY=X&ct=z&t=3m&q=c&l=off&z=n&p=m65,m130&a=

■日経平均株価
日経平均3ヶ月

やはり、こちらも非常に似たような値動きとなっていることが分かります。そのことから、日本の株式市場の取引が午後3時に終えた後にドル円が上昇すれば、翌日の日経平均が上昇すると考えられます。

いづれも日経平均先物が動いておりますので、取引時間外でも翌日の日経平均の始まりねはだいたい予想することができますので、先物の動きは是非みておきましょう!

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