BNF(ジェイコム男) 日本が誇る個人投資家

【著者】 児山 将

日本が誇る個人投資家 BNF氏

BNFとは、通商ジェイコム男と呼ばれる個人投資家のことです。
BNFという名前の由来は、米国の投資家である、ヴィクター・ニーダー・ホッファー (Victor Niederhoffer) からとったようです。
少し古い数字ですが、2008年時点での個人資産は、約210億円という桁外れの個人投資家です。

株式投資を始めたのは2000年の大学生の時であり、投資資金はアルバイトやお小遣いを貯めた160万円ほどだといいます。
しかし、僅か1年後の2001年末には資産は6,100万円程に達しており、年間の資産上昇率としては38倍という驚異的な運用利回りを叩き出しています。

その後も順調に資産を増やし続け、2005年のジェイコム株大量ご発注事件の時には、資産は80億円にも達していました

2008年以降、メディアに登場することはなくなったが、しばしば四季報に大株主として掲載されていたり、不動産売買に関する記事が掲載されており、資産を順調に増やし続けていることが分かります。
アベノミクス相場がありましたから、どれだけ資産の増加があったのか想像もつきませんね。

ジェイコム株大量誤発注事件

BNF氏を語る上でなくてはならない事件が、「ジェイコム株大量誤発注事件」である。
これは、2005年12月8日に新規上場したジェイコムの株式において、みずほ証券の担当者が誤って注文をし、株式市場を混乱させた事件である。後にジェイコムショックと呼ばれるようになりました。

具体的には、12月8日午前9時27分に男性担当者が「61万円1株売り」とすべき注文を「1円61万株売り」と誤ってコンピュータに入力しました。
このことを受けて、90万円前後の気配値で寄り付こうとしていた株価は、大量の売り注文を受けて67万2千円で初値が付きました。
その後、大量の売り注文により57万2千円で寄り付きストップ安で張り付きました。最終的に、みずほ証券の全発注量の反対売買による買い戻しにより、すべての注文が成立。このことから株価は一気に上昇し、9時43分には一時ストップ高77.2万円にまで高騰しました。

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