1年で一番アツイ!12月相場でひと稼ぎのチャンス!

【著者】 児山 将



2015年も残すところあと1カ月となりました。

今年は2000年4月に付けた2万円を上回り、ITバブル時の高値に並ぶ18年ぶりの水準まで上昇しました。6月1日には日経平均株価12連騰も記録!(歴代3位)

9月9日には歴代6番目となる1日に1343円の上昇を記録(上昇率9位の7.71%)したり、7月には東証1部の売買代金は74日連続で2兆円超となり、約7年半ぶりに連続記録を更新するなど、数々の記録や10数年ぶりとなる価格まで上昇してきました。

2015日経平均

11月30日時点では、近くて遠い2万円というところですが、米国の雇用統計は好調を見込んでおり、米国の利上げでも株価の下落は心配なし。

欧州中央銀行の追加緩和があれば、もう一段株価が跳ねる可能性を秘めています。

日本株の売買高の6割ほどを占める外国人投資家は、10月第3週から5週連続で2.3兆円程買い越しており、少なくとも日経平均株価のターゲットは2万円以上と推測されます。

アベノミクス相場が始まって以来続く、4年連続の年末高値を演じられるかどうかが注目となります。

12月は日本株が上がる?

ここ数年間は年末高値が多いようですが、過去を振り返ってみても12月は日本株が買われやすいことが分かりました。

2001年からの14年間を調べた結果では、日経平均の12月の騰落データは9勝4敗1引き分け。勝率は64%となっています。
さらに、上昇した年の平均上昇値幅は+774円。下落した年の平均下落値幅は-274円となっており、大きく下がりづらく大きく上昇しやすい月ともいえそうです。

始値 終値 騰落幅 勝ち負け
2001 10,694 10,542 -152 ×
2002 9,208 8,578 -630 ×
2003 10,006 10,676 670
2004 10,790 11,488 698
2005 14,914 16,111 1,197
2006 16,313 17,225 912
2007 15,747 15,307 -440 ×
2008 8,464 8,859 395
2009 9,281 10,546 1265
2010 9,939 10,228 289
2011 8,581 8,455 -126 ×
2012 9,484 10,395 911
2013 15,659 16,291 632
2014 17,475 17,450 -25 ×

12月のイベントとしては、うえに挙げた米国と欧州中央銀行の金融政策が焦点となりそうです。

米国は11月の金融政策後の値動きから、『利上げしてもしなくても株価には良い影響を与える』と判断できそう。利上げすると、リーマンショック以前とは違い超低金利時代ですからドルには投資資金が集中すると考えられます。当然、為替が上昇してくると日本株の上昇には追い風となります。
前哨戦である12月4日の米国の雇用統計も、11月の好調な結果を受けて良い数字が期待されています。

欧州中央銀行の金融政策に至っても、12月にやってもやらなくても1月に期待が持ち越されることから下落も限定的となりそうです。

ちなみに、10月末に期待されていた日銀の金融緩和ですが、個人的には可能性は限りなく0%に近いとみています。

12月は新規上場も見逃せない!

さらに、12月はIPOが非常に多くなる月としても有名です。
これは、3月に決算企業が多いために決算を行い株主総会。その後に上場申請し取引所に承認されて晴れて上場!となるとどうしても10月~12月になるからのようです。

今年は11月に日本郵政3社の上場があった為に、市場での吸収資金やその影響を懸念し、余計に12月に集中し易くなったのではないでしょうか。

そんなIPOですが、appbank(6177)が公募価格の3倍以上まで上昇したことや日本郵政3社の上場が成功したことからIPO人気が加速!
直近のIPOでは初値が3倍以上となったり上場日に値が付かないこともしばしば。
11月27日に上場したネオジャパン(3921)は、公募価格が2,900円に対して初値が14,550円(終値は16,220円)となるなど、今まで以上にIOPの人気に火がついていることを象徴した上場劇となっています。

さて、その注目のIPOですが、12月には19社の上場があります。
そんななかから、管理人が注目している銘柄を3つ挙げておきたいと思います。

ダブルスタンダード(3925)
成長分野のビックデータ関連で浮動株が少ない。主幹事はSBI証券
直近の業績は倍々ゲームで成長しており、大株主のロックアップ期間も180日と問題ありません。

ミズホメディー(4595)
事業内容は体外診断用医薬品の開発・製造・販売。
主力商品は、診断分野の中でも最も市場規模が大きい免疫血清検査薬であり売り上げは右肩上がり。利益面にやや不安がありますが、設備投資を加速させたからでしょう。
浮動株も少なく、値が軽いとみています。

アークン(3927)
今年盛り上がった情報セキュリティ銘柄×小型案件。市場吸収資金も7億ほどとなっており、初値3倍上昇も夢ではないかもしれません。
業績も好調で3年連続増収増益見込み。規模は小さいものの、大化けした情報セキュリティ銘柄のFFRIは赤字で決算後に大きく売られました。このあたりは、きちんと黒字を出している強みがあるでしょう。是非とも、抽選で当選したいところ!

ここ2ヶ月絶好調の月別注目銘柄も明日にはアップしようと思いますので、銘柄選びの参考なり、逆指標シグナルにと(笑” 使っていただければと思います.

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