NISAで株式投資4つのポイント

【著者】 児山 将

NISA(少額投資非課税制度)とアベノミクスの株高で、これまで全く株式投資に興味がなかった人が始めるきっかけになったのではないかと思います。

nisaNISAは非課税なので、回転売買をするというより中長期で大きく成長しそうな有望な銘柄を発掘し、できるだけ大きな利益を得ることが最大の有効活用となります。

利食いをしなければ、NISAを利用する意味がないのです。

今回はNISAで株式投資をするときのポイントと注意点について説明していきます!

1.売買タイミング

なんといっても投資はタイミングです。

どんなに有望な銘柄でも、高値掴みをしてしまえば戻ってくるまで時間が掛かりますし、逆に業績の悪い銘柄でも売られ過ぎると空売りのタイミングで自律反発があります。

相場は波を打っているので、その波を乗りこなすことが重要になります。

私が好きなのは、ギリシャショックや中国株の暴落が起きた時のような暴落時に有望な銘柄を買うことです。(参考:ギリシャ危機到来!こんな時に買いたい銘柄は!?

例えば、この時にカルナバイオサイエンス(3320)を買っていれば3週間後には5,200円まで上昇していますので、1.5倍のパフォーマンスです。

短期間とはいえ、これだけの上昇を取ることができればNISA口座を利用する価値が十分にあるかと思われます。

もうひとつは日経平均の値動きに忠実についていくということです。

下のチャートをご覧下さい。
日経平均週足チャート

アベノミクス相場が始まってからの日経平均に、トレンドラインを引いて売買ポイントを分かり易くしたものです。

最近でいえば、75日移動平均線を割り込んだところは良い買い場となっています。
そして、徐々に安値を切り上げており、このチャートでは19,000-19500円付近が買い場となっており、そこを割り込むと18,000円が次のポイントとなっています。

また5.23ショックを除くと、日経平均の最大の下落幅は2014年序盤の2,325円となり、下落率でいうと15%ほどになります。つまり、このくらい下落した翌日などにしっかりと買われていれば、まだまだ上昇トレンドに期待が持てるということですが、続落した場合は一旦上昇が終了した可能性があると判断できます。

日経平均はやはり多くの投資家の心理に影響を及ぼしますので、連動性の低い製薬、バイオ関連銘柄を売買する場合でもしっかりと見ておきたいところです。

2.銘柄選び

当たり前ですが、銘柄選びは重要です。
日本企業の業績は非常に良いので、著名アナリストの推奨銘柄を買うだけでも十分利益は出せると思います。

また、私が月末に約2日ほど考えて書いている記事(NISAで買える20万円以下の注目銘柄)も手前味噌ですが、最高3倍にまで上昇した銘柄もあります。

ですが、やっぱり時間をかけてでも何倍にも成長する銘柄を選びたいところ。

それには、一発逆転できる創薬・バイオ・ゲーム関連銘柄であったり、材料株(マイナンバー銘柄、円安関連銘柄など)は勢いがありますので個人的にはオススメです。

そして、自分働いている業界や趣味の知識を生かした銘柄選びはとても有効かと思います。
アナリスト人には気づかない企業の魅力を見つけられることが多いですしね!

例えば、管理人は元飲食店で働いていたのでそれをベースに鳥貴族(3193)を分析していますので、参考にどうぞ!
参考:元居酒屋店長による鳥貴族(3193)の分析(1)

3.情報源

株の情報株式の売買には情報が欠かせません。特に初心者の方はなにを参考に売買すれば良いのか、その感覚を身に着けるまで大変ですよね。
4000以上もの銘柄からNISA口座で売買する銘柄を数銘柄だけ選ぶなんて、プロでも大変です。

そこで、まずは利用している証券会社が配信するニュースやレポートを参考にしてみてはいかがでしょうか。

SBI証券は頻繁旬なテーマに沿った記事を出し、銘柄分析もチャートを掲載し分かり易く解説してくれています。
オンラインセミナーも充実しており、日々の戦略も朝晩動画で配信され、とにかく豊富です。
管理人オススメの相場の福の神こと藤本氏の半歩先を読む投資術は毎朝配信。

楽天証券もアナリストによる情報が豊富です。
窪田氏による「3分で分かる投資戦略で」今日の相場のポイントをサクッと予習しましょう。Weeklyレポートでは、週ごとのテーマ株を知ることができますので、こういったところから銘柄選びのヒントに生かせるのではないでしょうか。

岡三オンライン証券もレポートが豊富に揃っています。まずはレポートで銘柄を探し、その後には岡三レーティング情報で銘柄の評価をチェック!もっと知りたければ、企業分析ナビで細かな情報を見ることができます。

まずは、情報を集めるというより、情報を正しく理解し相場がどういう時に動くのかを感じていってほしいと思います。
人にもよりますが、半年から1年ほどでなんとなくの相場感が身についてくるハズです!

4.ポートフォリオ

投資資金がNISA口座で利用する100万円だけというのであれば、1つの業種のみに集中投資するというのはやめておきましょう。
1銘柄ではなく、1つの業種です。

分散投資(参考:分散投資の方法と注意点)という言葉がありますが、これを正しく知る必要があります。
ゲーム関連企業に詳しいから3銘柄に集中投資!としたとします。すると、ある時突然大幅に課金システムが変わったり、業界の大きな再編が行われたとすると、それらの銘柄すべてがリスクに晒される可能性があります。

私の友人に数億円を運用する元証券会社勤務の個人投資家がいるのですが、ライブドアショックが起こった時に「保有していたIT株22数銘柄中、17銘柄がストップ安になった」という恐怖の話をしてくれました。

このようなことは滅多に起こる話ではありませんが、長期投資をメインに考えるNISAだからこそ重要視しなければなりません。その急落でじっと耐えるのか、急落の底値で買える余力があるのかでは全く変わってきます。

長期投資では同じ業種、似通った会社を多く保有するのは慎重にいきたいですね。

参考:2015年 NISAオススメのポートフォリオ
NISA(ニーサ)特設ページ↓↓
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