日本郵政上場関連銘柄

【著者】 児山 将



日本郵政上場が非常に盛り上がっており、関連銘柄も値を飛ばしています。

ここでは郵政上場の本命関連銘柄から隠れ関連銘柄を取り上げていきます。

大本命、郵政関連銘柄

本命の銘柄は電算システム(3630)、フライトホールディングス(3753)、ソフトフロント(2321)、日本創発グループ(7814)の4社ではないでしょうか。

それぞれの企業と郵政事業の関わりについてについて詳しく見ていきましょう。

大本命の郵政上場関連銘柄 電算システム(3630)

電算システムは、日本郵政の上場関連銘柄の中でも最有力銘柄として注目が高まっている銘柄です。
日本電算システム3630

公共料金などを支払う際のコンビニでの収納代行サービスとなる「ゆうちょ振替MT代行サービス」を展開し、郵政関連のBPO(ビジネスプロセスアウトソージング)受託の実績もあり。
また、ふるさと小包の宛名送り状などの受注を受けており、受注件数は驚きの900万件!

16年も増収増益の見通しですが、不採算案件の発生でややブレーキが掛かっている様子。

しかしながら、株価はアベノミクス以降順調に上昇し10倍株(テンバガー)へ。2000円前半ではしっかりとした買いが入っているようです。

デジタルポスト関連の3銘柄

デジタルポストデジタルポストとは、ネット上から手紙を作ることができ、印刷・郵送まで行えるサービスです。

この非常に便利なサービスが今後個人、法人に普及していくと考えられており、デジタルポスト関連企業に注目が集まっています。

サービスが本格的に導入されていくと、政府関係機関や企業、役所など、様々な機関でデジタルポストが利用される巨大なニーズが産まれるのではないでしょうか。

(参考:デジタルポスト|事業内容

【2321】ソフトフロント

ソフトフロント2321
ソフトフロントはデジタルポストの大株主として注目されている銘柄です。

上場来高値は2500円レベルとほど遠いですが、2014年の高値(733円)を抜けてくると一気に1000円まで駆け上がりそうなチャート形状。

現状赤字ですが、1千万円レベルとデジタルポスト事業で黒字転換することが期待されます。15年7月にベトナムに開発拠点ができたことで国内の下がり、サプライズ決算の期待もできそうです。

■フライトホールディングス(3753)

フライトホールディングス
ソフトフロントと同じくデジタルポスト社の株主であり、デジタルポスト社が展開する次世代デジタル郵便事業「デジタルポスト」を、ソフトフロント、東京リスマチック、日立情報システムズと共に共同事業とするIT企業。マイナンバー関連でもある2度美味しい銘柄。

デジタルポストのアプリケーションの開発やクレジット課金システムなどの構築や管理として関わっていくと思われます。

16年に黒字転換予定ですが、有利子負債が7億近くあるのが懸念点。株価はやや重い展開です。
まずは、600円をクリアし続いて2015年の高値である700円をしっかりと越えてきて欲しいところです。

【7814】日本創発グループ

日本創発グループ7814
日本創発グループはデジタルポストの主要取引先であり、正真正銘のデジタルポスト関連銘柄です。まだ上場後1年の銘柄で、株価は上場後の中間値に戻ってきたところ。

業績はやや下ぶれ傾向のようですが、16年にはM&A4社の買収効果が反映されるようで、郵政上場も追い風となることが期待できます。

その他、Oakキャピタル(3113)が関連銘柄として挙げられていますが、なかなか株価が伸び悩んでいることから、管理人は除外日立システムズ(6501)も出資はしているものの関連度は薄いようです。

直近話題の郵政関連銘柄

■テラスカイ(3915)
テラスカイはクラウド関連銘柄として実績を築いており、2014年度末に日本郵政に大型クラウドシステム案件の納入実績があり、割安感もあり一時ストップ高となるほど人気化。

16年の決算では利益は5倍近くになる見通しで、進捗率も順調!
購入に100万円以上かかる銘柄ですが、Buy on Dipで攻めたいところ。

■アイフリークモバイル(3845)
3845
2012年からデジタルポストとスマートフォンを活用したコンテンツの開発などに関して事業提携を締結。15年から経常は黒字化へ。

過去の上昇相場では短期間で2倍になっては元に戻っているが、郵政関連銘柄として500円に載せてくれば2007年来の高値となり一気に視界が開けることになりそうです。

■野村ホールディングス(8604)、三井住友トラスト・ホールディングス(8309)
野村証券と三井住友信託銀行が運用会社の設立でゆうちょ銀行と提携。2016年2月から投資信託商品を郵便局などで販売する。

出資比率は、ゆうちょ銀行45%、三井住友30%、野村HD20%、日本郵便5%。

隠れ郵政関連銘柄

最後に郵政上場に関してあらゆる記事を読んだ管理人がまだ誰にも気づかれていないであろう『隠れ郵政関連銘柄』

■スルガ銀行(8358)
スルガ銀行

個人ローン部門でゆうちょ銀行と提携しています。
実は、地銀全体がゆうちょ銀行と対決姿勢を強めいているようなのですが、そんななかゆうちょ銀行と提携するというチャレンジャーな姿勢が評価できますね!

郵政株の引き受け証券会社の口座数に注目!

野村證券がトヨタの新株の引き受けで200億円以上の利益を出し、口座数も前月の倍以上開設されたそうです。

郵政3社の上場では、それ以上のインパクトがあるとみても過言ではないでしょう。
そこで、注目したい証券会社は野村證券、大和証券、カブドットコム証券、岡三証券グループの4社。

野村證券はグローバルコーディネーターであり、カブドットコム証券はグローバルコーディネーターである三菱UFJモルガンスタンレー証券の子会社。
大和証券、岡三証券グループは主幹事を務めています。

このなかでも、ネット証券であるカブドットコム証券は気軽に口座開設できるとあって、口座数も順調に伸びているということが独自調査により分かっています。
郵政グループのIPOの抽選には、カブドットコム証券で狙いたいところですね。

これはかなりの大穴だとみていますので、カブドットコム証券での郵政銘柄の当選と年初来高値更新に期待大です!

■カブドットコム証券(8703)
カブドットコム証券

11月4日が楽しみですね!

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