LINEが7月に東証に上場が決定!

【著者】 児山 将



5月31日の後場2時頃、急にLINE関連銘柄であるアドウェイズ(2489)やネットイヤー(3622)の株価が急騰を始めました。

株式会社LINEより投資家説明会を開くとのニュースが流れたようで、上場への思惑が加速しました。

場が引けた後には、同社が新規株式公開に向けた投資家説明会を6月10日から開催する予定だと報じられました。この説明会は東京とニューヨークで開催する模様。

東証が6月中に同社の上場を承認する方針を固めたと報じられており、今度こそ上場は間違いなさそうです。なお、上場先は東証一部と見られています。

上場時の株式時価総額は6000億円程度と試算されており2016年の新規株式公開としては最大規模。以前からの噂通り、東証への上場と同時期に米国での株式公開も視野に入れるようです。

主幹事は野村証券、米モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス証券、JPモルガンが務める。

LINEの上場に関するデータサマリー

資金調達額 20億ドル~30億ドル
時価総額 6000億円
上場日程 7月未明
公募価格 未定
主幹事 野村證券、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、JPモルガンン
売上高(連結) 1,207億円
月間利用者数 2億1840万人

上場までの長い道のり

LINEは2014年から度々上場への噂があり、実際に上場申請を続けてきていました。
しかし、親会社である韓国のNAVER社が買収防衛を狙って通常より議決権の多い株を持つことにこだわっていたため、結論が先送りされていたようです。

2015年も春と秋に上場の噂が流れたものの、結局上場は延期。関連銘柄が短期的に急騰・急落することで終わりました。
投資家からは、『また上場やるやる詐欺か。。』というような失望の声が漏れていました。

この間、福岡の子会社であるLINEfukuokaが新社屋を建築する構想が持ち上がったりしたが、建設関連費用の高騰で当初予算を上回り、最終的にJR九州に売却することとなりました。

しかし、2016年3月には金融機関と上場の調整をしているというニュースが流れ、これまでになく関連銘柄が上昇。

そんな矢先、4月にはLINEが提供するゲームの一部アイテムが通貨と見なすのかどうかを巡って関東財務局による立ち入り検査を受けていたことが発覚。
また、上場が遠のいたと多くの投資家が落胆したと思われましたが、LINE側は当局の求めに応じ、問題は迅速に解決。

当局の立ち入り検査という不穏なニュースは、意外にも壁とならずに上場審査が進展していったと考えられます。

LINEの月間利用者数は2億人以上にも上り、日本では5800万人以上と圧倒的なシェア率を誇ります。韓国・日本では拡大余地が小さくなっていることから、上場を受けて海外へのさらなるシェア拡大を見込んでいる模様です。

LINEは本日6月1日に「現時点で決定している事実はない」とコメントしているようですが、上場が決まったことは決定的。

自動運転のZMPと並んで注目のIPOなだけに、公開価格は2倍以上になることが期待されます。

LINEの新規上場が新規の投資マネーを呼び込み、株式市場のさらなる活性化をもたらしてくれることを切望します!

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