株の初心者が投資に必要な資金は?

【著者】 児山 将

株式投資を始めようと思っても、最初に不安になるのが『投資資金』ではないでしょうか。

初心者の方にとって、株式投資=お金が掛かる、というイメージがあると思います。

筆者が最初に投資に興味を持ったのは大学4年生の時。まずは勉強だと思い、金融系の雑誌を購入。そこで紹介されていた注目度No.1企業は、ファーストリテイリング(ユニクロ)でした。
当時は今よりもかなり安かったものの、それでも約100万円。アルバイトで貯めたお金がちょうど100万円ありましたが、流石に手が出ませんでした。

そんな経緯があって、投資デビューはFXからということになりました。

しかし、実際に調べてみると株式投資もそれほどお金が掛かりません。実際は10万円でも、一流企業や成長企業などの良い銘柄の多くを買うことができます。

筆者は、投資初心者の方は、10万円から20万円で投資を始めれば良いと思います。

以下は、東証に上場している3527銘柄(ETFなどは除く)に必要な投資資金を分けて表した表になります。

必要資金 銘柄数 銘柄例 割合
10万円以下 1166 三菱UFJF・G、ヤフー、丸紅 33.1%
~20万円以下 1023 伊藤忠商事、パナソニック 29.0%
~30万円以下 511 NTTドコモ、小松製作所 14.5%
~50万円以下 471 KDDI、ソニー、リクルート 13.4%
~70万円以下 190 トヨタ自動車、日立製作所 5.4%
~100万円以下 85 ソフトバンクグループ、東レ 2.4%
~150万円以下 52 ニトリ、清水建設 1.5%
~200万円以下 12 村田製作所、ライオン 0.3%
~300万円以下 10 任天堂、良品計画 0.3%
~500万円以下 5 ファーストリテイリング、日本ハム 0.1%
500万円以上 2 エスケー化研、歌舞伎座 0.1%

投資資金と銘柄数

なんと、20万円があれば全体の約60%の銘柄に投資することが可能なのです。

5万円以下でも、セブン銀行や三井不動産、オンコセラピー・サイエンス、アドウェイズなど、投資できる株は470銘柄もあるのです。

もちろん、手数料は掛かりますが、投資金額の約1%程度ですので、大きく変わることはありません。(参考:ネット証券現物取引手数料比較ランキング

10万円程しかないけど、60万円程するソフトバンクを購入したいという場合は、マネックス証券のミニ株(ワン株)を利用すれば、1株から購入できます。

どうでしょうか?

意外と少額でほとんどの株に投資ができることが、お分かりいただけたかと思います。

最後に、筆者からアドバイスをさせていただくと、投資は必ず余剰資金(生活に必要なお金以外)で行ってください。

一発逆転を狙って、給料全部やまして借金をするなど絶対にNGです。

どんなに有望な銘柄でも下落してしまうことはありますし、またその逆もあります。

北朝鮮がミサイルを発射したり、地震が起きてしまうかもしれません。

そういった確率は稀ですが、もしもの時のことを考えて、借金をリスクに晒すのはご法度です。

また、信用取引は30万円程度あれば口座開設ができますが、初心者の方はやめておきましょう。(参考:信用取引とは?

最初の取引は、かなり慎重に行う為多くの方が成功します。(筆者も大いに儲かりました)しかし、連続して勝ち続けることはできませんので、投資資金を膨らましたところでだいたいやられてしまいます。信用取引は、安定して勝ち続けられるようになってからにした方が良いと思います。

そして、まず最初に利益が出たとすれば、その分は出金をして欲しいものを買ったり美味しいものを食べたりしましょう。

儲かると、「もっと増やそう」という欲が生まれてしまいますが、その感情が投資判断を狂わすことが多々あります。

筆者も1ヶ月足らずで目標株価に達し300万円以上の利益を出した後に、もっと上がるかもと再投資したら100万円以上損をしたということがあったり、ストップ高3連続の後に、3連続ストップ安を受けたりと、『欲を出したために損をしてしまった』ことが事欠きません。

ご自身の大切な資産を守るため、安定して運用するために、良くに左右されない様に感情をコントロールすることが、一番の成功への道なのかもしれません。

当サイトにも、初心者入門系の記事が多数ありますので、資産運用の参考になると幸いです。

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