日経平均2月3日以来の高値へ上昇!18,000円が視野に

【著者】 児山 将



4月21日の日経平均は、前日比457円高い17,363円となり2月3日以来の高値へと上昇しました。4月8日の15,471円台から1,800円以上の上昇です。

■日経平均株価
日経平均

テクニカル的にも、ゴールデンクロスが完成されており良い形となっています。

4月16、17日に開催されたドーハ会議(産油国会議)で減産が見送りとなり、G20では米国より日本の為替市場への介入に否定的な意見があり、週明けのマーケットはリスク回避の動きでした。

しかし、予想よりも原油価格の下落が進まなかったことから利益確定の動きへ。売り方の損切が大量発生するかっこうで株式・通貨・商品市場は上昇し、一気にリスク選好の相場へ変貌しました。

もともと強い値動きだったマザーズは、さらに上昇。マザーズ指数は年初来高値を更新し、2013年5月の高値を突破しました。

■マザーズ指数
マザーズ

これは多くの市場参加者が考えていたことと真逆の結果だったのではないでしょうか。
『なぜ世界的に株価がこんなに上昇しているのか分からないという』アナリストの意見も多数見受けられます。

思った以上に何も出てこなかった

個人的には、2月の時と同じようにな状況なのではないかと思います。
どういうことかというと、年初から暴落相場となり投資不安が席巻。一部ではリーマンショックの再来とも噂されていました。
しかし、投資家が思ったような悪材料は出てこず、空売りが買い戻されるためにリバウンドも強烈なものとなりました。

今回もドーハ会議やG20で株式市場にとって良い材料が出るとは考えられておらず、事前に売られる流れがありました。その為に、多少の悪材料では相場は下がらず、むしろ買戻しで上昇してしまうという流れになっているようです。

それに加え、日本の新興市場は空前の絶好調!これに海外マネーも流入し日本株全体も活気づくという流れになっているようです。ちなみに、マザーズには4月半ばの時点で既に3月と同額の海外マネーが入っているようで、日本株見直し買いをけん引しているといえます。

株式市場の不安材料だった原油安はいったん後退し、円高も一服。

あとは、震災の影響がどれだけあるのかということと、5月26日から開催される伊勢志摩サミットに向けて政治的にまとまってくるのかということでしょう。

ちなみに、4月27日FOMCでの利上げ確率は0%だということで、ここは無風とみて良いでしょう。

4月21日のNYダウが上昇すれば、22日の日経平均株価も上昇で終える可能性は濃厚。

というのも、これまで何度も上値を押さえられてきた17,000円台前半では利益確定や空売りを仕掛ける投資家が多数いることでしょう。

しかし、原油価格は上昇に転じています。恐らく、米国株も好調でしょう。そうなれば、日経平均も上昇するほかありません。

4月最終週には日経平均株価は18,000円まで回復し、年初来高値水準で取引を終えると管理人は予想します。

個別銘柄でいえば、主要銘柄では王道のトヨタ(7203)や原油価格の上昇で上値が軽い出光興産(5013)や昭和シェル石油(5002)。証券からは大和証券(8609)。勝ち組勝者の伊藤忠(8001)。
新興からは、マザーズをけん引するそーせい(4565)や1万円に乗せてきたモルフォ(3653)。民泊関連の材料が出たエボラブルアジア(6191)、出遅れのバイオからはフェニックスバイオ(6190)などが投資妙味があるのではないでしょうか。

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