日経平均1,343円高!21年ぶり史上6番目の上げ幅を記録!

【著者】 児山 将


なんでこんなに上げた?初心者にも分かり易く解説

9日の日経平均株価は前日比1,343円高い18,770円(7.71%)まで上昇しました。

日経1343円高この上昇幅は1994年1月以来21年7ヶ月ぶりとなり、史上6番目の上げ幅を記録。上昇率7.71%は9番目となり、バブルとリーマンショックの頃に打ち立てた記録に並ぶ大相場となっています。

東証1部の上昇銘柄数は1877に上り、全体の99%の銘柄が上昇するというまさに買い一色の相場展開となりました。

■日経平均株価(週足)
史上6番目の上げ幅

これはアベノミクス相場市場最大の上げ幅となり、昨年10月末の黒田バズーカ(716円高)をはるかに上回る上昇となりました。

ちなみに、もっとも上昇した時は1990年10月の2,676円だそうです。

なんでこんなに上げた?初心者にも分かり易く解説

では、なぜ日経平均はこれほどまでに上昇したのでしょうか。

株式取引を初めてまもない方にも分かるように説明します。

経済ニュースなどでは、『前日の米国市場でNYダウが390ドル高だったほか、為替が1ドル120円台へと進んだ円安などが好材料で上昇した』などと書かれていると思いますが、それで株価がこんなに上がるはずがありません

一番は損切りです。相場が大きく動く最大の原因は損切りです。リーマンショックも、ITバブル崩壊も、5.23ショックも先日の急落もこれ以上ポジションを持っていられない人がぶん投げざるを得ない状況になるためにあれほどまでに大きく動くのです。

今回は前日に2015年の上昇を帳消しにしてしまうところまで日経平均は下落してしまいました。その為、空売りを行っている人が非常に多くいました。
それは、全体の注文における空売り比率は41.2%にまで膨れ上がっていました。

しかし、現物株式が引けた後にドル円が上昇し、欧州、米国市場が大幅上昇となり、日経平均先物が18,000円まで上昇していたため、8日に空売りを行った人の多くは損失を抱えてのスタートを迎えることになります。

そうなると、「寄り付きと同時に空売りポジションの買戻し注文」が殺到し、値ごろ感から通常の買い注文も多く入ります。

空売りをしていた人は損を補てんしないといけませんので、損切を行った後に買い注文を入れることになるでしょう。

結果的に日経平均は前場大きく上昇することになります。
そして、午後には安倍首相の法人税減税に関する発言も後押しされ全く下がらず、14時過ぎには再び前場の高値をクリアに突破!

ストッパーが外れた日経平均は、引けにかけて買われに買われることとなりました。

日経平均2日

先日の下落の際はこの逆のパターンでしたが、上昇の時はこのようになります。

この様な相場の時は単純にトレンドフォローを心掛けることが重要です。前場は寄り天になりづらく、第2波が来る確率が高い為分散買いをするなどしながらポジションを構築。

売買銘柄は東証1部に絞った方が無難です。
参考:空前のチャンスが到来!明日は寄り付きから全力買い!!

前場はとにかく買いで攻めトレンドラインや25日移動平均線を意識しながらできるだけ引っ張ります。

前引けで半分ほど閉じるのはありでしょう。後場は上に書いたように前場の高値を意識しながら、勢いよく抜けてきた場合は躊躇せずに追いかけていかないと買えなくなります。
押し目を待っているようではいけません。成行でガンガン買っていきましょう。

特に14時半ごろになるとひたすら一方通行に動く場合がありますので、できるだけ流れに乗ってポジションを引っ張ることが重要です。

本日が終了した時点で、空売り比率は41.2%から37.4%まで3.8%も低下していました。
参考:東証空売り集計

この様な相場は年に数回しかありませんが、簡単に資産を大きく増加できる絶好のチャンスです。

9時からお仕事をされている方でも、寄り付きの成り行き買い注文を利用しての発注、お昼休みに前場の高値をチェックし逆指値の買い注文での発注を利用することで上手く波に乗ることができます。

この値動きを覚えておき、相場観を身に着けるとともに次のチャンスではガッツリと利益を上げられるようにしていきましょう!

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