世界同時株安襲来!日経平均の下げ止まりの目途は?

【著者】 児山 将



「下げ止まる気配がない」

私の入っているLINEのグループチャットで、敏腕トレーダーがそう書き込んでいました。

本日の日経平均は一時900円安となる大暴落をとなりました。終値は前日比895円安となる18,540円で引け、今年最大の下げ幅を記録。
東証一部の売買代金は3月13日のメジャーSQ以来となる4兆円越えを記録。
値上がり銘柄数はわずかに8銘柄に対して値下がり銘柄数は1880となりました。

まさに年に1、2度あるか無いかの記録的な下げ相場となりました。

金曜日に市場参加者の下値目途とされていた18,500円にあっという間に到達したことになります。

値動きを見ていると、本日の後場寄りに大量の投げ売りが出たようにみえます。その後、日経平均は後場に開けた300円程の窓を埋めましたが、あっという間に下落。
まだまだ下げ止まる気配を見せません。

8月24日日経平均(出所:SBI証券)

NYダウ先物は16000ドルまで下落し、非常に重要な節目に到達しています。

NYダウ

今年の急落相場時には、なんだかんだ短期的に終わりその後大きく買い戻されることとなりましたが、今回は違うようです。

ほとんどリバウンドの無い相場ですが、この下落はいつ終わるのでしょうか。

下落の底打ちは雇用統計まで

さて、今回の下落はFOMC議事録の公表で利上げ時期が大きく後退したことで下落が始まりました。

つまりは、震源地は米国であり材料は利上げ時期の後退なのです。細かな解説は割愛させていただきますが、それの背景にあるのが中国経済の減速や新興国への波及だと自分は見ています。では、この下げ止まりはいつ終わるのでしょうか。

それは9月4日に開催される雇用統計だとみています。

米国で始まったものは米国で終わる。

こういった相場は悪抜けしないと上昇に転じないことが多いのです。

自分は日経のCFDやFXをやっていますが、ドル円は120円まで、日経平均は18,000円割れまで売りたい見ていますし、専業の方も同じようなことをいっています。買い方のロスカットだけでなく、売り方が利益確定をして買いに転じないと、なかなか簡単には上がりそうにありません。

5.23ショックの際も、当時のFRB議長であったバーナンキ氏の金融緩和の終了ではじまり、そのピークを付けたのは雇用統計でした。

日経の底

そうなると、この下落相場のピークは終わるのは9月4日の金曜日もしくは、週明けの7日月曜日でしょう。

マーケットがかなり傷んでいますので、雇用統計の結果がそこそこ良くても上がった後は一旦売り叩かれるでしょう。
もちろん悪ければ、ドル円、日経平均先物は下落するのですが、そこで悪材料出尽くしとなり反発に転じるとみています。

個人的には日経平均は18,000円割れである17,800‐18,000円で下げ止まるとみていますが、買うのは内需株で第一四半期の好決算銘柄。

日経平均はどうしても振り回されるので、TOPIXをみた方が良いと思います。

下げ止まりで狙っているのは、好業績だった日本化学工業(4092)ハウスドゥ(3457)、相場をけん引していた建設株、さすがに下落し過ぎているインバウンド銘柄あたりでしょうか。

次に急反発があったとしても、18,800円あたりで再度売りたたかれると思いますので、慎重に底値を確かめていきたいと思います。

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