立会外分売

【著者】 児山 将

株を買えるのは、東京証券取引所なら朝9時~午後3時までですが、実はその時間外でも買える株があります。

立会外分売とは

立会外分売(たちあいがいぶんばい)とは、取引時間外に売り出される株を買う取引のことです。主に会社の大株主が売りに出す株を買う取引となっています。

立会外分売は、証券会社を通して買うことができます。ネット証券会社でも取り扱っており、立会外分売を取扱うときはホームページで発表しています。時々、証券会社ホームページをチェックしてみてください。

立会外分売のメリットとは

立会外分売で株を買うメリットがいくつかあります。

取引手数料無料
割引価格で購入できる
将来性を期待できる

立会外分売は株式購入手数料が0円ですので、コストを気にする必要はありません。また、株自体は全営業日の終値から数パーセントの割引価格で購入できます。

将来性に関してですが、大株主が保有していた株が市場に売り出されるわけですから、流動性が高まります。株主数が増えれば市場替え(マザーズから東証2部や1部へ“昇進”すること)になる可能性もあります。結果として企業成長への貢献となるのです。

立会外分売のデメリット

・購入後株価が上昇する保証はない
・申込者が多いと抽選で当選した人のみ買える

立会外分売のメリットは数パーセントの割引価格で買える点ですが、購入後、必ず株価が上昇するという保証はありません。購入価格を割り込む、つまり元本割れになるリスクは常に存在します。これは一般の方法で株を買ったときも同様です。そのリスクを承知で立会外分売を利用しなければなりません。

また、売り出される銘柄によっては申込者が売出数を超えることがあります。そのときは抽選となり、当選した人だけが立会外分売で買えることができます。数に限りがあるので誰でも買えるわけではないという点は、ある意味デメリットになります。

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