ネット証券と総合証券の違い

証券会社には、野村證券や大和証券などの総合証券会社とSBI証券、楽天証券などのネット証券の2つに分かれます。

大きな差は店舗があるかないか、取扱商品の違い、小さなことになると、オンライントレードでの売買手数料の違いなどがあります。

総合証券

法人個人へ向けての金融商品の販売から、自己売買や売買の仲介、新規上場の引き受け、投資銀行業務まで全てのサービスを提供する証券会社が総合証券会社です。野村證券のように世界各地に海外拠点を持ち、国際的な展開を図る総合証券会社も多くあります。

日本の大手総合証券
野村證券 (野村ホールディングス)
大和証券 (大和証券グループ本社)
SMBC日興証券 (三井住友フィナンシャルグループ)
みずほ証券 (みずほフィナンシャルグループ)
三菱UFJ証券ホールディングス(三菱UFJフィナンシャル・グループ)
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
(MUFG完全子会社の三菱UFJ証券ホールディングスとモルガン・スタンレーグループの合弁)
三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券
(三菱UFJ証券ホールディングス・三菱東京UFJ銀行の共同出資。元々はメリルリンチ日本証券のリテール部門が母体)
Wikipediaより

ネット証券

1990年代後半にインターネットが爆発的普及しました。それに加え、1999年の株式売買委託手数料が自由化され、1998年の松井証券を皮切りにインターネットを利用した証券会社が続々と登場しました。
ちなみに、マネックス証券(当時は株式会社マネックス)も1999年4月に設立されています。

ネット証券は、それまでの対面営業とは異なり、集客は人を使わない紙面広告であったり、ネット広告に依存しています。
その為、基本的(SBI証券は店舗があります)に営業拠点や営業員が必要なく、その分の人件費や固定費を、投資家へコスト還元できます。
総合証券よりも売買手数料は大幅に易く、2000年代以降、多くの投資家に支持され、シェアを急速に伸ばしてきています。
現在は価格競争だけでなく、取扱商品の多様化やNISAのサービス、オンラインセミナー、トレーディングツールの高性能化や顧客サポートの充実などサービスの充実にも力を入れてきています。

ネット証券と総合証券の比較

ネット証券のメリットは、とにかく手数料が安いのが特徴です。株式取引、注文を全てオンライン化(一部電話での注文も有り)することで人件費が掛からない分、手数料が安いことが特徴です。
従来の証券会社は、個人はいわゆる高額納税者がターゲットになるのですが、ネット証券は全ての個人ということになります。証券会社の営業マンから銘柄のアドバイスはもらえませんが、アナリストレポートやオンラインセミナーは充実していますし、情報過多のこの時代は取引経験のない営業マンのアドバイスよりも凄腕の個人投資家のブログやTwitterをみた方がよっぽど為になるのかもしれません。

一方、総合証券は1対1で親切な資産運用の相談を受けられるということです。その分、売買手数料は非常に高くなっています。

そして、数千万の資金があればIPOに当選する可能性も高くなります。
資産運用は人任せにしたい、という方は総合証券での運用が向いているのではないでしょうか。

ちなみに、カスタマーサポートはネット証券でも総合証券でも変わりないサポートを受けられますので、安心して下さい。

■ネット証券と総合証券との違い

手数料 サポート 取引ツール ファンド
総合証券
ネット証券

ネット証券と総合証券の手数料

以下にネット証券と総合証券の手数料を掲載しましたので、ご参考までにどうぞ。

総合証券の手数料は野村證券以外は、最安のオンライン取引の手数料ですが、それでもネット証券の手数料に比べると随分高いことが分かります。

ネット証券の手数料比較 (税抜)
証券会社名 10万円まで 30万円まで 50万円まで 100万円まで 詳細情報へ
松井証券 無料 300円 500円 1000円 松井証券
ライブスター証券 80円 180円 180円 340円 ライブスター証券
GMOクリック証券 97円 240円 240円 435円 GMOクリック証券
岡三オンライン証券 99円 350円 350円 600円 岡三オンライン証券
マネックス証券 100円 250円 450円 1000円 マネックス証券
SBI証券 139円 272円 272円 487円 SBI証券
楽天証券 139円 341円 341円 609円 楽天証券
内藤証券 167円 381円 381円 686円 内藤証券
カブドットコム証券 180円 360円 540円 990円 カブドットコム証券
むさし証券 220円 220円 220円 440円 むさし証券
SMBC日興証券 750円 1035円 1725円 3450円 SMBC日興証券

手数料は2015年1月現在

総合証券の現物取引手数料比較 (税抜)
証券会社 10万円まで 30万円まで 50万円まで 100万円まで 300万円まで
野村證券(ネット&コール) 150円 324円 515円 1029円 3086円
野村證券(本・支店) 2808円 4212円 4212円 11967円 29247円
大和証券(ダイワ・ダイレクト) 1000円 1000円 1725円 3450円 8728円
SMBC日興証券 (ネット取引) 750円 1035円 1725円 3450円 8550円
みずほ証券(ネット取引) 2500円 2500円 2625円 5250円 13250円

手数料は2015年1月現在

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