ネット証券とは

ネット証券とは、店舗と証券営業マンを持たずにインターネットのみで営業を行う証券会社のことをいいます。

1990年代のインターネットの普及により、これまでの電話と店頭での売買以外にも、インターネットを使用して注文する方法が生まれたことがキッカケです。

1998年に松井証券がネット証券としてスタートしたあと、橋本総理がおこなった金融ビックバンという金融業界の大幅な規制緩和により、手数料の自由化が行われました。
その2つの要因をキッカケとして、ネット証券は大きく成長することとなりました。

今では、ネット証券の最大手のSBI証券は口座数300万口座(NISA口座50万口座)、個人投資家の売買代金シェアの4割を誇るほどとなっています。

ネット証券の特徴

ネット証券は店舗と営業マンを持たない証券会社の為、店舗運営費や人件費が必要ありません。
その為、手数料を安くしても利益を上げられるということが最大の特徴です。また、いわゆるデイトレーダーという短期売買を繰り返す投資家にとっては、手数料が安いことから気軽に売買を行えます。

そういったことから、短期の売買が増えると、ネット証券は手数料収入が増え、手投資家としては手数料を気にせずに気軽に売買できるという互いのメリットが合致しています。

また、営業マンはいませんがコールセンター(カスタマーサービスセンター)は非常にしっかりとした体制をとっています。
SBI証券やのサポートセンターは、数々の賞も取っていますし、カブドットコム証券のカスタマーデスクも投資家のことを考えた専属担当体制を行っていたりしており、とても安心できます。

カブドットコム証券カスタマー

そして、口座開設を行えば無料のサービスを多く受けられるのもネット証券の特徴です。
口座開設をしておけば、高度は取引ツールが無料で使えたり、有料のツールも口座開設後は数か月間無料で利用できたりします。

また、有名アナリストや著名な個人投資家さんのレポートやオンラインセミナーを無料で見ることができます。投資情報が溢れており、至れり尽くせりのサービスが受けられるのです。

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株式投資が初心者の方でも、優しく学べる情報が溢れていますので、個人投資家さんに非常に優しいといえます。

ネット証券会社の現在

現在、ネット証券会社は以前よりかなり数が減っています。それは、参入障壁の低さから多くの 大手銀行や商社、外資系証券会社に加え、証券業界最大手である野村證券まで参入し競争過多の状態となっていました。

そして、価格競争に拍車がかかった上に、ライブドアショックやサブプライムショックなどの危機を受け、経営が悪化。その結果、事業撤退や合併が相次ぎ、今の状態に落ち着いたということです。

名前を知っている人も多かったであろうライブドア証券は、以前のかざか証券と名称が戻り、2013年に内藤証券の子会社へ。2014年に同社に吸収されました。

アベノミクス相場が始まり2年以上が経過しましたが、新興のネット証券会社が出てこないことから、しばらくは今の業界図が続くのかと考えられます。

そして、現在のネット証券は価格競争は落ち着き、NISA口座の獲得に力を入れています。
また、高度な分析やデザイン性の良い取引ツールのバージョンアップや投資家教育、取扱商品にFXやCFD、取引所取引などを導入するなどサービスの充実にも力を入れています。

ネット証券会社一覧

大手ネット証券

・SBI証券 (SBIホールディングス):2007年、旧SBI証券と合併し対面営業へ進出
・楽天証券 (楽天):SBI証券に次ぐ、業界第2位のネット証券
・GMOクリック証券(GMOグループ):2012年以降、FXの取引高では世界第1位を誇る
・カブドットコム証券:三菱UFJ証券HD傘下、イー・ウイング證券とのMeネット証券が合併
・松井証券:日本で最初のネット証券
・マネックス証券:元ゴールドマンサックスの松本大氏がCEO
・岡三オンライン証券:(岡三証券グループ)

日本経済新聞は2012年4月分の株式売買代金調査より、ネット証券を上記の大手7社としています。

新興ネット証券

新興のネット証券は、株式取引ではなく、FXやCFDを専門としている証券会社もあります。

ライブスター証券 (ISホールディングス):手数料の安さげ定評があるネット証券
DMM.com証券(DMM.comグループ):2013、2014年FX取引高世界第2位
FXCMジャパン証券:2015年楽天証券へ吸収合併
証券ジャパン、ニュース証券、イニシア・スター証券、MF Global FXA証券、レクセム証券、IGマーケッツ証券、サクソバンクFX証券

ネット証券と総合証券の違い
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