ネット証券の預かり資産、口座数ランキング(2015年)

近年、総合証券よりも急激な成長を見せるネット証券。

ネット証券最大手のSBIホールディングスは顧客預かり資産では業界6位の9兆円を誇るほどです。(1位は野村證券:109.5兆円)

これは老舗の総合証券である岡三証券の4.2兆円の倍以上であり、いかにネット証券に個人投資家の資金が集まっているかが分かる数字となっています。

■顧客預かり資産ランキング TOP10

順位 証券会社 預かり資産
1 野村證券 109兆5000億円
2 大和証券 54兆円
3 SMBC日興証券 42兆円
4 みずほ証券 38兆円
5 三菱UFJモルガンスタンレー証券 33兆円
6 SBI証券 9兆円
7 東海東京証券 4兆8000億円
8 岡三証券 4兆2000億円
9 SMBCフレンド証券 4兆円
10 マネックス証券 3兆7000億円

そこで、今回はネット証券の売上、収益、預かり資産、口座数を見ていきたいと思います。

ネット証券の預かり資産

先ほどの預かり資産をネット証券に絞って見ていきましょう。

ネット証券預かり資産ダントツでSBI証券が多くなっています。
取扱商品の多さもあると思いますが、総合バランスの取れたサービス力の高さが多くの投資家から支持されることとなっているのでしょう。
上位6社のうち、SBI証券で4割以上のシェアを占めています。

続いては、マネックス証券と楽天証券が続きます。口座数では楽天証券が20万口座程多いのですが、マネックス証券は米国株のシェアがあります。それがこの僅差となったのではないでしょうか。

そんななか、国内株式のみの取り扱いで2兆円以上を誇る松井証券はさすが老舗の力といえますね。

ネット証券の口座数

次に口座数を見ていきましょう。

収益力という面からすると、口座数よりも以下に大口でアクティブな投資家が多い口座なのか?というところが大事なのかもしれませんね。

ネット証券口座数

1位は300口座以上のSBI証券となります。四半期のデータを見ると2015年6月時点で3,329,946口座となっており、ひと月平均2万口座以上増加している計算になります。ちなみに、2014年度では302,394口座増えたそうです。
年間10%も口座か増えるとは凄い会社です!

注目はカブドットコム証券です。同社は日本郵政の上場に際して三菱UFJ/モルガンスタンレー証券の子会社であったことからIPO株が多く割り当てられたそうです。口座開設キャンペーンもネット上で多く見られ、口座数が跳ね上がっているはず。

また、設立間もない岡三オンライン証券は年に15%ほど口座数が増え続けており、数年後には今のGMOクリック証券の口座数に追いつきそうな勢いです。

アベノミクス相場の影響から、日本の投資家比率も劇的に増えていますので、このスピードはさらに加速するかもしれませんね!

ネット証券の収益力

最後にネット証券の営業収益をみていきましょう。

ちなみに、野村證券は営業利益1兆8,138億円というとんでもない数字が出てきます。2位の大和証券と3倍近い差をつける圧倒的な力の差があります。

ネット証券営業収益ここでもネット証券ではSBI証券が1位となります。
総合サービスがない分、預かり資産とは比例せず、742億円とかなりの差がつくのですね。

ここでも、IPOを積極的に取り組んでいるマネックス証券が楽天証券の上についています。

基本的に、預かり資産と収益は連動するとみて良さそうですね。

今後も、証券業界を取り巻くニュースを追っていきますので、時々チェックしてみて下さいね!
(調査データは各証券会社の公式サイトの2015年3月末のデータを基に作成)

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