【株初心者入門】株式投資を始めるまでに知っておきたい10の話

【著者】 児山 将

PCと女性

株って儲かるのだろうかと誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。でも、実際には難しそうだし、リーマンショックや震災のような大暴落が来るとお金が無くなってしまうかもしれない。そんな不安を感じる人が日本人ではほとんどではないでしょうか。
アベノミクス相場で資産を何倍にした人が大勢いることも事実です。
でも、何も知らないでは一生利益もないままです。

ここでは、株を始めてみたいけど、、とりあえずどんな感じなのかざっくりと知りたい人の為に10のポイントにまとめて紹介します。

【目次】
初心者入門1.株とは
初心者入門2.利益の出し方
初心者入門3.株のリスク
初心者入門4.株式投資は必要?
初心者入門5.チャートの見方
初心者入門6.口座開設の方法
初心者入門7.株の買い方
初心者入門8.株の売り方
初心者入門9.NISAも活用しよう
初心者入門10.株にかかる税金

株とは

株とは実際は有価証券というのですが、株式会社のオーナー権を分割したものと考えて下さい。ですから、株の過半数を保有すればその企業のオーナーということになります。

また、1%以上保有すれば株主総会での質問状を送るなどの権利が生まれます。会社は社長や従業員のものではなく、公的には株主のものなのです。

株式投資を行うということは、その企業に出資を行うことであり、企業のオーナーの一部になったといえます。

関連記事:株とはなんだろう

利益の出し方

株の主な利益の出し方は『値上がり益』と『配当金』のふたつです。

・値上がり益
株価が安い時に買って高い時に売れば利益になります。
例えば、100円の時に買って200円の時に売ればその差額は100円ですので100円の利益となります。

・配当金
配当金とは、企業が株主に大して支払うお金のことをいいます。(出資者への利益の分配)
この配当金は年に1回もしくは2回出されるのですが、その回数や額は企業によって異なります。
利益を設備投資などへ再投資するため、配当金を出さない企業もあります。また、業績の良い企業は年々配当金が上がっていくということもあります。

例えば、毎年1回1株当たり10円の配当金を出すという企業があれば、1000株保有していれば1万円の配当金がもらえます。

なかには、年間5%ほどの利回りのある高い配当金を出す企業もあり銀行預金よりもはるかに魅力的となっています。

関連記事:株式取引で利益を出す方法

株のリスク

株式投資では利益を上げることもできれば、損失を出してしまうこともあります。

値下がりにより損失を出してしまうこともあれば、最悪の場合倒産により株の価値がなくなってしまうこともあります。
しかし、企業が倒産するような場合は、当たり前ですが予兆がありますのでその様な株に投資をしなければ価値がゼロになるようなことはまずありません。

また、これは日本独特だと思うのですが『株式投資=ギャンブル』という考えを持っている人や悪いイメージを持っている人も少なからずいます。

株式投資を行っているということを打ち明けると、良い印象を持たれなかったり、止めるように説得されたり、楽して稼ごうとしていると勘違いされたり。

株式投資は必要?

そもそもの話になるのですが、株式投資派必要なのでしょうか。
答えはもちろんイエスです。

もし、株式市場がなければ技術革新や物流、インフラ整備、薬の開発などが恐ろしく進んでいないことでしょう。

IPS細胞の研究も、山中氏が資金集めに奔走し実験を行えたからこそ発見できたものです。スマホアプリや、革新的なネットのサービスなども投資費用がなければ人・モノを集めることができません。

株式市場は、経済を支える最高の資金調達の場といえます。

チャートの見方

まずは以下のチャートと呼ばれる株価の値動きを示したグラフを見て下さい。

日経平均
(参考:SBI証券

これは日経平均株価の2011年から2016年1月までのチャートになります。
なんとなく右肩上がりに上昇しているのが分かると思います。

ひとつひとつのブロックのようなものはローソク足といい、一定期間の株価の値動きを表しています。

■ローソク足について
ローソク足

上のチャートでは、赤色(陽線)が上昇、青色(陰線)が下落となっています。

また、チャート内に引かれた黄緑・紫色・赤色の線は移動平均線といい、過去〇日の値動きの平均を描き過去と比較して株価が高いのか低いのかを示しています。
5日、25日、75日が一般的です。

ローソク足と移動平均線は株の値動きを分析する上で欠かせませんので、必ず覚えておきましょう。

参考:テクニカル分析での株式投資

口座開設の方法

株を売買するには証券会社に口座を開設する必要があります。

基本条件として、日本在住の20歳以上の方であれ誰でも口座開設を行うことができます。

口座開設は、証券会社の窓口で行うかインターネットでの開設で行います。今はネットでの開設が主流になっているようです。

当サイトでも証券会社を比較したページがありますのでご参照下さい。
ネット証券比較ランキング

口座開設はネット上で申し込めば、最短2日ほどで取引に必要なアカウント情報を記した書類が家に届くこととなります。

後は取引口座に入金を行えば取引を行うことができます。入金もインターネット経由で行えば手数料は無料で行えますので、非常に便利です。

株の買い方

株の買い方は2種類あります。

1.インターネットで専用の取引ツールより購入
2.証券会社へ電話し、ブローカーさんに注文をしてもらう

この2つの大きな違いは、手数料にあります。大手証券会社さんでは、取引ツールからの注文と電話での注文では7倍以上の差があります。

また、注文方法にも今の値段で買い付ける成行注文や、一定の値段になったら買い付ける指値注文などがあります。

参考:株式取引の注文方法

株の売り方

株を保有したらいつかは売ることになります。

売却の方法も基本的には取引ツールで行うのが一番です。

利益が出た時に売ることができれば一番ですが、損を出してしまっている場合でも、これ以上損を出さない為に逆指値注文を入れておくのが無難です。

初心者の場合は1度の取引で資産の4%以上は損をしないように注文をいれておくなど、ルールを決めておくのが良いでしょう。

NISAも活用しよう

NISAはNIPPON individual Saving Accountの略称で、少額投資非課税制度と訳します。

2014年から2017年までより毎年非課税枠が120万円ずつ(2015年までは100万円)与えられ、その枠は5年間有効となります。

NISA口座は1人につきひとつまでしか開設できませんが、証券会社は毎年変更ができるようになっています。

対象商品は日本株、外国株、投資信託REIT等ですが、投資元本がほぼ保証されている国債や投機的取引とされているFXや商品取引は含まれません。

100万円の利益を得ると、本来であれば税金が約20%掛かってしまうところ、100万円全額が保証されますので、是非活用したいところですね。

NISA特設ページ
NISA口座比較ランキング

株にかかる税金

株式投資で利益を得るとその利益に対して税金がかかります。

・売却益に対してかかる税金 ⇒ 譲渡所得課税
・配当金に対してかかる税金 ⇒ 配当課税

このふたつの税率は、原則20%です。しかし、2011年より復興増税という名目の所得税が適用となるので、厳密に言うと20.315%となります。

ただし、給与所得がある方は、年間20万円までは課税されませんし、確定申告の必要はありません。また、給与所得があっても株式口座が特定口座ならば自動で源泉徴収されるので、確定申告をする必要がありません。

また、損失繰越といって損をした場合は3年間まで損を繰り越すことができ、その損失と利益を相殺して利益が出た部分に課税されることになります。

初心者の場合は、自動で税金処理を行ってくれる特定口座の利用をおすすめします。

参考:株式投資にかかる税金について

top