貸株とは

【著者】 児山 将

株投資で利益を得るための手法には、売却益、配当金、株主優待の3つの柱があります。しかし、その他に収益を期待できる方法があります。それが、貸株サービスです。

貸株サービスとは

貸株サービスとは、個人投資家が保有している株を証券会社に貸出し、利息を受取るサービスのことです。受取れる利息のことを、貸株金利とも言います。

証券会社に貸出した株は、今度は証券会社が機関投資家などに貸出し、証券会社も貸出金利を受取ることができます。

証券会社に株を貸出している間は、株式保有者の名義人は証券会社になります。設定で毎期ごとの配当や優待は受取れるようにできますが、「3年以上長期保有者」へ送られる長期保有特典権利は獲得できなくなります。

長期保有特典が狙いならば、貸株サービスを利用しないほうが良いでしょう。長期保有特典がない株、または長期保有特典を気にしないのであれば、貸株金利で毎月利息を受取るのも一つの手です。

一つ注意点ですが、信用取引における貸株とは全く別のサービスですので、混同しないようにしましょう。信用取引での貸株は、証券会社が投資家に株を貸出し、投資家が借りた株を売るためのものです。

ここでの貸株サービスは、投資家が証券会社に株を貸出すことですから、全く正反対のサービスになります。

貸株サービスで得られる利益

貸株サービスで得られる利益は、利用する証券会社、保有する銘柄、保有時期によって変わってきます。

たとえば、A株を証券会社に貸株サービスで貸出したとしましょう。X証券会社の貸株金利は0.25%、Y会社のそれは1.0%です。言うまでもなくY会社でA株を貸出したほうが断然お得です。

また、証券会社によっては、1~14日までA株の貸株金利を2.0%とする、というようなキャンペーン金利とすることがあります。

貸株
楽天証券の貸株金利 2015/11/13)

以上のように、利用する証券会社、保有銘柄、保有時期によって貸株金利は変動します。

どの証券会社が一番お得か?

5大ネット証券であるSBI証券楽天証券マネックス証券カブドットコム証券松井証券すべてで貸株サービスが取扱われていますが、おすすめしたい証券会社はカブドットコム証券です。

貸株証券各社では最高金利というのが定められているのですが、カブドットコム証券の最高金利は業界最高水準の10.0%となっています。
また、1.0%以上のボーナス金利銘柄数も同様に業界最高水準の約300銘柄です。

金利は高いほどお得ですから、貸株サービスを念頭において口座開設するなら、高金利が期待できるカブドットコム証券は外せません。

>>カブドットコム証券

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