株式市場の参加者

【著者】 児山 将

日本の株式市場に参加しているのは、もちろん個人だけでなく、様々な金融機関に加え国籍の違う機関も参加しています。株式市場の主な参加者をまとめてみました。

個人投資家

個人投資家とは、文字通り個人で株売買を行なう投資家のことです。

日本には個人投資家はたくさんいますが、個人が売買する取引額は株式市場の総取引額の割合から言うと、ほんのわずかです。市場に及ぼす影響は大きくないと言えます。

機関投資家

機関投資家とは、企業単位で株取引を行なう投資家のことです。

企業のお金を運用した株投資ですので、取引額は個人投資家のそれとは比べものにはなりません。市場への影響もとても大きいと言えるでしょう。
主な機関投資家は以下の通りです。

・GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)
・銀行
・証券会社
・生保
・損保
投資信託

特に注目したいのが、GPIFです。GPIFの運用資金は約130兆円で、世界最大の年金基金です。世界第2位の政府年金基金(ノルウェー)が60兆円ちょっとですから、倍以上の運用額になります。

ちなみに、東京証券取引所の毎日の取引高は約2兆円ですから、GPIFの運用が市場にもたらす影響力が相当なものであること、お分かりいただけると思います。

外国人投資家

外国の年金機構、銀行、証券会社、ヘッジファンドなどが市場に参加しています。

外国人投資家アベノミクス以降、日本市場へ参加する外国人投資家と運用額はかなりの割合を占めていますので、外国人投資家の動向には要注意です。

個人投資家の影響力は限定的ですが、機関投資家と外国人投資家の運用額は相当なもの。彼らの運用手法によって市場が変動すると言えます。

機関投資家や外国人投資家が日本市場をどう見ているか、関連したニュースを逐一チェックすることが株投資の成功の秘訣の一つと言えます。

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